研究概要

荒井朋子

幼い頃、父は金星、母は火星から来て地球で出会ったと聞かされ、真面目に信じていました。地球以外の星はどんなところなんだろう?とわくわくしながら、父に買ってもらった天体望遠鏡で月や星を眺めていました。小学校で金星にも火星にも人間はおろか、生命は存在しないと知り、なぜ地球だけに人間や生命がいるのか?地球は他の星とどう違うのか?地球はどうやってできたのか?という疑問が湧いてきました。それが私の研究の原点であり、現在もその問いに答えるために研究を行っています。<br />隕石、アポロやルナの探査機が持ち帰った月試料、スターダストが持ち帰ったビルト2彗星の塵(ダスト)、はやぶさが持ち帰った小惑星イトカワの試料はみな、地球以外の天体(地球外天体)のかけらです。これらを分析することで、地球外天体がどのような物質でできているか、いつ誕生したかがわかります。探査機が持ち帰った試料とは違い、隕石はどの天体から来たのかわかりません。しかし、地球外天体の地上望遠鏡観測データと実験室での隕石データを照らし合わせることで、隕石が太陽系のどの天体から来たのかを大まかに知ることができます。<br />本研究室では、地球外天体試料の岩石鉱物分析、岩石溶融・結晶化実験及び探査機のリモートセンシングデータ解析などの多角的手法の融合により、様々な空間・時間スケールで太陽系天体を理解し、地球の成り立ち、そして太陽系の成り立ち解明を目指し研究を進めています。また、研究成果を踏まえ、探査計画の提案や探査機に搭載する科学機器の開発も行っています。

お知らせ

2014年5月25日
5月25日放映の「別冊アサ(秘)ジャーナル」(TBS系)で惑星探査研究センターが紹介されます。
2014年4月1日
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